海外でバリスタとして働きたいけど、レジュメの書き方が分からない。
こんな悩みに答えたいと思います。
実際に採用された、僕のレジュメを元に解説しています。
無料レジュメ作成ツールのZetyを使えばPCはもちろん、スマホやタブレットで、誰でも簡単に作成できちゃいます。
たくさんのテンプレートから選べるので自分好みにカスタマイズしてください。
レジュメを一つ作れば、どのお仕事でも使えますよ✨
それでは早速作っていきましょう!
- レジュメの必須項目7コ
- レジュメを書くコツ4コ
- 採用担当者の目を引くようなレジュメを作りたい
レジュメとは
レジュメ(resume)とは履歴書のことです。CV(Curriculum Vitae)と呼ぶこともあります。
国によって呼び方が違うのですが、オーストラリアとニュージーランドではCVと言っていました。
CVもレジュメも書き方はほぼ同じなので安心してください。
日本の履歴書と何が違うの?
- 決まったフォーマットがないのでシンプルでOK
- 年齢、性別、本人写真は特に必要がない
日本の履歴書とは違って、決まったフォーマットがありません。
なので、本記事の必須項目を抑えておけば問題ないです。
ワードやパワポで作っても問題ないです✨
また、日本の履歴書に必ずある以下の3点は必要ありません。
- 年齢(生年月日)
- 性別
- 証明写真
レジュメの必須項目7コ
僕のレジュメ(上の画像)を使って番号順に解説していきます。
① Personal Info=個人情報
下記の内容を個人情報欄に入れてください。
- 名前
- 職業(pastry chef, nurse, accountant)
- 現地の住所
- 連絡先(携帯番号、メールアドレス)
職歴がある方は職業を入れて、ない方は特に記載は必要ありません。
海外では電話やSMSも使うことがあるので、連絡先は携帯番号とメールアドレスを記載しておきましょう。
僕は生年月日を記載していますが、特に必要ありません。
海外では日本人というだけで信頼度がとても高いので国籍を記載するのも効果があります。
② Experience=職歴
1番最近の職歴が1番上に来るように記載しましょう。
※zetyを使う場合は古い職歴から入力してください。
働いていた期間と業務内容を簡単に記載しています。
May 2017-May 2018 XXX Pastry Shop
- Responsible for all aspects of daily products of 20 different type of cakes as well as birthday cakes.
- Supervised the team to maintain the quality and time efficiency.
③ Education=学歴
最終学歴が1番上に来るように記載します。
※zetyを使う場合は古い学歴から入力してください。
④ Language=言語
コミュニケーションを取る接客業に応募する方は、ぜひ入れてください。
TOEICやIELTSなどの検定試験のスコアを書いても、ネイティブにはわかりません。
僕たち日本人が「日本語能力試験」のスコアを聞いても、レベル感が分からないのと同じです。
記載するレベル感は、自己評価なので中級レベル以上の方なら「Fluent」でいいと思います!
レジュメでは見栄えにこだわりましょう✨笑
「いや、でもやっぱりFluentとはかけない」と言う人は、Intermediate(Conversational Level)にしときましょう!
「自己評価」と書きましたが、過小評価はしないでください。
英語が話せなくても、
- 人柄(笑顔、目配り気配り)
- 熱意(学習意欲が高い)
は伝わるものなので、過小評価をして書類選考で落とされないようにしましょう。
会ってからが本番です✨
⑤ Professional Summary=略歴
Professional Summaryは2〜3行くらいの簡単な職歴の説明です。
ここは自己PRセクションなので、遠慮せずに書きましょう!
あなたの性格や興味があること、得意なことをアピールしましょう。
とはいえ、ここがつまずくポイントの一つですよね。
以下の3つの方法でアピールポイントを見つけましょう。
- 自分の性格や特徴を紙に書き殴る
- 短所は長所として考える
- アピールできることを整理する
方法① 自分の性格や特徴を紙に書き殴る
先ずは思いつく限り、自分の性格や特徴をブレスト(ブレインストーミング)してください。
方法② 短所は長所として考える
アピールできないネガティブなポイントはポジティブ変換する。
例)何事にも時間がかかる=丁寧に作業する。
方法③ アピールできることを整理する
あとは整理をして数行の文章にまとめましょう。
6 years of experience as a pastry chef in 2 shops. Highly motivated in creating new menus and also started learning about baking. Talented in training and taking care of the team.
2つ店舗で6年間、パティシエとしての経験あり。新メニューの開発に意欲的で、最近はパンも学んでいる。
チームの育成と世話をする才能がある。
⑥ Skills=特技
ここでいうスキルはあなたの経験をもとに、会得した特技を指します。
時間管理が得意やコミュニケーション能力が高い、なども立派なスキルです。
Skills項目は資格ではないので注意してください。
資格を入れたい場合は、
- Qualifications項目を追加
- 資格名と取得日を記載
⑦ References=推薦人
こちらのReferenceには、推薦人の情報を記載します。
Referenceが求められるのは面接をした後です。
面接後に「あなたを採用したい」と企業側が思ったら推薦人に連絡をして、あなたの勤務態度や人柄を確認して最終判断をします。
とはいえ、僕の周りの日本人バリスタでリファレンスを求められた人は、1人もいません。
一応、形式に則って下記の文章を書けばOKです。
References available upon request.(必要であれば紹介します)
- 英語圏のreferenceがある
- 履歴書のスペースを埋めたい
- 元職場のウェブサイトを見てもらいたい
- 英語圏の推薦人がいる場合「この応募者は海外で働いた経験があり、語学力は問題ない」と示すことができます。
- スカスカのレジュメが嫌な方は、スペースを埋めるために記載するのもありです。
- 僕は当初、パティシエとして永住権の取得を目指していたので、ウェブサイトを記載しました。サイト内のケーキの写真を見ればスキル感が伝わるからです。
レジュメを書くコツ4コ
レジュメを書くコツを4コ紹介していきます。
コツ1 箇条書きでシンプルに
レジュメの段階では書類選考になるので「採用者の時間を奪わない」ことを心がけましょう。
一人称を省略して簡潔に、わかりやすく記載します。
I worked for XYZ cafe in Japan from 2014-2019. → 2014 – 2019 XYZ cafe, Tokyo Japan
以下の詳しい内容はカバーレターに書きます。
- 職歴の詳細
- 応募したい職種
- 志望動機
- 自己PR
コツ2 1枚に収める
Zetyのテンプレート通りにやれば1枚で収まります。
採用者の時間を奪わない、見やすいレジュメはそれだけで魅力的です。
確実に目を通してもらいたい内容だけを記載しましょう。
コツ3 内容とスペルチェックを徹底する
記載漏れやスペルミスがないか、しっかりチェックしましょう。
英語が得意な知人に添削を頼んで、フィードバックをもらうのがベストですね。
周りに添削してくれる人がいない場合は、grammarlyを使えば簡単にこれらの添削ができるので問題ないですよ。
コツ4 SNSのリンクを貼る
SNSを使って、あなたがどんな人なのかを見るために面接官がチェックすることがあります。
Social proof(社会的証明)と言って、海外では頻繁にチェックされます。
僕も個人アカウントとは別に、インスタのアカウントを作り、毎日ラテアートの写真を載せていました。
これからバリスタになる人はポートフォリオとして作成して将来に役立てるといいんじゃないでしょうか。
まとめ
最後までお読み頂きありがとうございます!
以下の必須項目7コとレジュメを書くコツ4コを抑えて、zetyで簡単に魅力的なレジュメが作れましたか✨
\ レジュメを書くコツ4コ /
レジュメができたら、早速、仕事に応募しましょう!
…と言いたいところですが
日本では馴染みのないカバーレターをレジュメと一緒に添えることが一般的なので、
まだ作成していない方はこの機会に終わらせちゃいましょう!