これからファームに行くけど、何が必要?
なるべくコスパのいい買い物をしたいな。
こんな悩みにお答えしたいと思います。
日本でも農家(ファーム)で働いたことがある人は少ないのではないでしょうか?
初めてのファームジョブだと、何を揃えたらいいのか分からないですよね。
経済成長率トップであるオーストラリアで、手に入らない物はほとんどないですが、なんでも手に入るのは都心部の話。
しかも、値段の割りにクオリティーが低いです。
大体の物はあっという間にボロボロになります。
日本で安く取り揃えると、長持ちしてコスパがいいです✨
本記事では4種類のファームジョブを経験したから分かる、事前に用意するものをご紹介していきます。
性別や経験したいファームジョブによって、持ち物はアレンジしてください。
- 日本で買うべき必須アイテム14選
- オーストラリアで揃えるべきアイテム6選
- あったら便利なおすすめアイテム3選
セカンドビザ対象のファームは僻地
オーストラリアは国土が広い分、都心部から車で片道1時間も走れば、田舎です。
片道1時間くらいなら、いつでも買いに行けるね!
と思う方もいるかもしれませんが、セカンドビザのためには指定された田舎で88日以上のファームジョブをしなきゃなんです。
指定されたファームは都心部から片道車で3時間はかかります。
なので、セカンドビザのためにファームに行く予定の方はぜひ良い物を揃えてムダな出費は抑えましょう。
日本で買うべき必須アイテム14選
日本で買うべき必須アイテムは、以下の14コです。
一つずつ紹介していきます。
靴
1番重要なので、1番最初に紹介します。
極力、現地で買いたい物No.1でもありますが
現地の靴は
- コスパ最悪
- 劣化が早い
- サイズが合わない
安い靴だと3000円と激安なんですが、靴底が取れたり、穴が空いたり、直ぐにボロボロになります。
また、オーストラリア人の身長と体重が日本人よりも大きいため、しっくりくる靴があまりないのも現実です。
靴は毎日8時間は履くので自分に合った物を選びたいですよね。
下記で紹介している長靴は防水で軽量のため、長時間履いても疲れにくいです。
洗った後に少し縮むので1cm大きめのサイズを用意して、100均の中敷で調整するのがおすすめです。
日焼け止めクリーム
オーストラリアの紫外線が強いことは有名ですが、日本の5倍以上と言われています!
日本の夏でも紫外線対策を意識している方は多いと思います。
では、夏が終わればどうでしょう?
意識はだんだん薄れていきますよね。
ここで注意したいのが、夏以外の曇りの日や気温が低いシーズンでも紫外線の強さは変わらないこと!
なので、紫外線対策はしっかりしましょう。
オーストラリアの日焼け止めクリームはベタ付いて、肌に残るのでサラッとタイプが個人的にはおすすめ
長ズボン
下記の理由から、半ズボンよりも長ズボンをおすすめします。
- 日焼け対策
- 虫刺され予防
- 蚊やハエ対策
- 農薬から地肌を守る
- 木の枝やトゲのキズ対策
毎日、汗や土で服は汚れていくので、ファーム専用の服を用意しましょう。
夏季の長ズボン
通気性がよく、動きやすければなんでもいいですが、個人的にはアウトドア用の長ズボンを愛用していました。
ポケットがジップ付きだと落とし物の心配がないので完璧です。
冬季の長ズボン
冬の平均温度は0〜10℃なので、かなり寒いです。
特にファームジョブは始業時間が早朝7時と早いので、気温がまだ上がっていません。
僕は防寒性のある長ズボンとヒートテック(インナー)で冬のファームジョブを凌ぎました。
レインコート
基本的には雨の日でも仕事をするのが、ファームジョブです。(ブルーベリーは水分に弱いので、雨の日は9割がお休み)
雨に打たれて泥まみれで仕事はしたくないですよね?
濡れたままでは、風邪を引く可能性もあるので、上下セットを用意しましょう。
僕は現地で安いのを調達しましたが全く防水ではなかったです…
レインコートを買う際は、以下の3点を抑えると仕事しやすいですよ!
- フードの着脱が可能
- 防水性が高い(耐水圧25,000㎜)
- マジックテープで丈の長さを調整できる
ちなみに、室内で作業するパッキングの仕事でも大活躍!
工場内での作業なので「雨で濡れる心配はなさそう」ですが、
洗浄されて濡れたままの野菜や果物で、服はびしょびしょになっちゃいます。
そんな時でもレインコートがあれば問題ないですね。
帽子・虫除けネット
髪の毛のダメージや頭皮の日焼け対策に帽子は必須です。
ハットでもキャップでも、帽子の種類に決まりはないので、どちらでも構いません。
虫除けネットのみ
虫除けネット単体でも販売しているので、帽子は現地で買いたい人向けです。
ハットと虫除けネット
現地での買い物を減らしたい方は、こちらのセットを買いましょう。
フェイスマスク
前述した虫除けネットがある人はなくてもOKですが、日焼け対策を強化したい方は持っておきましょう。
下記の理由から、フェイスマスクは必須アイテムです。
- 日焼け対策
- 虫刺され予防
- 蚊やハエ対策
- 農薬から地肌を守る
- 木の枝やトゲのキズ対策
みなさんも容易に想像はできると思うのですが、ファームは虫が多いです。
特に蚊やハエがうっとうしいので、1枚は持っておきたいアイテムです。
日本で購入すれば、3枚セットで買えるので
1枚あたり約¥500とコスパ最強です✨
アームカバー
下記の理由から、フェイスマスクは必須アイテムです。
- 日焼け対策
- 虫刺され予防
- 蚊やハエ対策
- 農薬から地肌を守る
- 木の枝やトゲのキズ対策
長袖で作業する人は必要ないですが、夏季に長袖は暑いので半袖+アームカバーがベストです。
サングラス
目に紫外線が入ることで、日焼けやシミ・そばかすの原因になることをご存知ですか?
紫外線対策としての購入ポイントは紫外線透過率
● 紫外線カットのサングラスには、「紫外線透過率」が数字で表示されています。これはそのレンズがどれだけ紫外線を透過するかを示す数字なので、低いほどレンズの性能が優れているということになります。
引用:眼科専門医が教える。紫外線対策にサングラスは必要? 目への影響とその防ぎ方
日本の5倍以上と言われる、オーストラリアの紫外線から目とお肌を守るためにサングラスをしましょう。
コスパ重視の方におすすめのサングラスです。
- 日本製
- ¥5,200で破格
- UVカット99.9%以上
- 重さ17gで超軽量→疲れにくい
傷が付いたり、汗やホコリで汚れるのでファーム用があると安心です
ノイズキャンセリングイヤホン
嬉しいことにファームジョブは仕事中に音楽を聞いてもOKです。
僕はpodcastを聴いてました。
イヤホンならなんでもいいですが、僕のおすすめはノイズキャンセリング機能付きのイヤホンです。
広大なファームで落としてしまう可能性があるので、AirPodsのようなワイヤレスではなくBluetooth機能が付いた、首にかけられるタイプがベストです。
\ こんな時にも大活躍 /
- リラックスしたい
- 1人の時間が欲しい
- コミュニケーションを取るのに疲れた
基本的にファームだけでなく、ワーホリ中の住まいはシェアハウスか2〜3人部屋のシェアルームになります。
日本みたいにワンルームアパートは高すぎて借りられません。
- 勉強したいのに集中できない
- パーティー(飲み会)していてうるさい
- シェアメイトのイビキがうるさくて寝れない
こんなトラブルをストレスなくやり過ごすのに、かなり重宝します。
モバイルバッテリー
前述したとおり、ファームでは音楽を聴きながら仕事ができます♪
仕事中に音楽を聴けるのは嬉しいことですが、1日中スマホを使っていると充電がなくなることはよくあります。
以下の4つの観点から、Anker PowerCore 10000をおすすめします。
- 安い→3,500円
- 小さい→クレカとほぼ同じ
- 軽い→180g(卵3コ分の重さ)
- スマホのフル充電→2~3回分
仕事中に限らず、旅行中は持っておきたいですね✨
軍手・手袋
下記の理由から、軍手や手袋は必須アイテムです。
主に野菜や果物(スイカ、バナナ、マンゴーetc)のファームジョブで必要です。
- 日焼け対策
- 虫刺され予防
- 蚊やハエ対策
- 農薬から地肌を守る
- 木の枝やトゲのキズ対策
作業効率を上げるために、ゴム付きで手にしっかりフィットするタイプを選ぶと良いです。
救急キット
残念ながらファームジョブにかすり傷やきり傷はつきものです。
そこで持っていて便利なのが救急キット。
- 消毒液
- 絆創膏
- ガーゼ
- 包帯
などが入っているのを選び、必要に応じて買い足しましょう。
アウトドア好きの友人が持っていたキットをご紹介します。
ロードトリップをする人も持っていると安心ですね。
オーストラリアで買うべき必須アイテム6選
全て生活用品がお手頃な価格で買える大型スーパーで揃えられます。
現地のオーストラリアドルと日本円(90円換算)表記も添えているので、料金のイメージを掴んでください✨
\ 大型スーパーはこちらがおすすめ /
- K-mart
- Bunnings Warehouse
- ColesやWoolworths
それでは以下の順番で紹介していきます。
蛍光色のシャツ
K-martで$8(720円)
服装は自由なファームが多いですが、たまに蛍光色のシャツを着なければいけないファームがあります。
もしも不安であれば、このように尋ねましょう。
Do I need to bring or wear anything in particular?
特に何か持ってきたり、着たりする必要がありますか?
タッパー
ColesやWoolworthsで$4〜(360円〜)
下記の3点は抑えておくと、使い勝手がよく長持ちします。
- 食洗機で使用可能(Dishwasher-safeと書いてある)
- 電子レンジで使用可能(Microwave-safeと書いてある)
- こぼれにくい蓋がついてる
金額はサイズによって変わるので、実際にスーパーで探してください。
ペットボトル(飲み物)
アルコール以外の飲み物であれば何を飲んでも、問題ありません。
いっぱい汗をかくので、ミネラルウォーター2Lを持参する人が多いです。
熱中症対策としても水分補給は絶対にしてください。
いつ飲んでもOKなので、喉が乾く前に飲みましょう。
保冷バッグ
ColesやWoolworthsで$2(180円)
特に夏季は40℃近くまで気温が上がります。
ランチや冷えた飲み物を入れる冷蔵庫はファームにないので、みんな保冷バッグに保存しています。
保冷剤
ColesやWoolworths$7〜(630円〜)
夏季は前述の保冷バッグとセットで持っておきましょう。
軽食
ColesやWoolworths$0.6〜(54円〜)
ColesやWoolworthsのプライベートブランドのお菓子は安くて美味しいので、常備しておくのにピッタリ!
チョコチップクッキーとかウエハースは破格ですよ!
あったら便利なおすすめアイテム3選
オーストラリアで買うべき必須アイテム6選と同じく大型スーパーで購入できる便利アイテムです。
現地のオーストラリアドルと日本円(90円換算)表記も添えているので、料金のイメージを掴んでください✨
\ 大型スーパーはこちらがおすすめ /
- K-mart
- Bunnings Warehouse
- ColesやWoolworths
ベルト
K-martで$5〜(450円)
野菜(ズッキーニ、トマト)や果物(ブルーベリー、ラズベリー)のピッキングによって、ベルトが必要になります。
ブルーベリーピッキングでは、バケツを腰に付けるので必須アイテムです。
ポケットティッシュ
ColesやWoolworths$1.4(126円)
オーストラリアのポケットティッシュは分厚くて硬いので、柔らかいのが好きな方は日本から持っていくと良いですよ。
カバンの隙間に入るし軽いので、重荷にならないです。
虫刺され薬
ColesやWoolworthsで$5〜(450円〜)
オーストラリアで手に入れやすく、有名なのはポーポークリームです。
消毒・解毒作用があるので虫刺されに使うこともできます。
虫刺されだけでなく、肌荒れや吹き出物にも使えるので一度、使ってみてください。
リップクリームとしても使えますよ
まとめ:【ファームの持ち物】コスパ重視なら日本で買い揃えるべき
最後までお読み頂きありがとうございます。
本記事では4種類のファームジョブを経験した僕が、最低限必要な持ち物をご紹介しました。
性別や経験したいファームジョブによって、持ち物は変わると思うのでアレンジしてください。